- 2025年10月31日
その健康情報、鵜呑みにしないで!医師が教える“正しい受け取り方”5ステップ
こんにちは。豊中市で糖尿病診療に力を入れている城医院です。
院長(糖尿病専門医・産業医・労働衛生コンサルタント)の立場から、「健康情報リテラシー」のポイントをまとめました。
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なぜ“出どころ”が大事?
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誰が書いているのか
医療機関や専門家の公式サイトは信頼度が高い一方、企業サイトや個人ブログはバラつきが大きいとする調査結果があります。まずは発信者の肩書き・略歴・所属をチェックしましょう。 
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どの立場から発信しているのか
研究者が自分のデータを解説しているのか、企業が製品の販促目的で書いているのかで、同じ内容でもニュアンスは変わります。
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根拠(エビデンス)は示されているか
ガイドライン・論文・公的統計など一次情報へのリンクがあるかが鍵です。厚生労働省の「eJIM」サイト🔗は、統合医療をはじめ根拠の有無を整理している良い例です。
厚生労働省eJIM | 「統合医療」情報をエビデンスに基づいて紹介[一般]「統合医療」情報発信サイトは、民間療法をはじめとする相補(補完)・代替療法*と、どのように向き合い、利用したらよいのかどうwww.ejim.mhlw.go.jp
こんな情報は要注意!
匿名・肩書き不明
→責任の所在が不明で追跡不能
「奇跡の〇〇」「絶対に治る」など極端な表現
→誇大広告や誤情報の典型パターン
根拠リンクなし/“個人の感想”のみ
→再検証できず科学的信頼性が低い
PR表記なしのおすすめ記事
→ステルスマーケティング(ステマ)の可能性
※ステマは2023年10月から景品表示法で禁じられ、違反すると行政処分の対象です。 
情報を見極める5つのステップ
1. 肩書きを確認
医師・管理栄養士など専門職か、第三者の監修が入っているか。
2. 発信媒体を確認
公式サイト・学会誌・公的機関か、個人SNSか。
3. エビデンスをたどる
原著論文や公的データにリンクしているか。
4. 複数ソースで裏取り
厚労省、WHO、学会ガイドラインなど複数を照合。WHOのインフォデミック対策🔗も参考になります。 
Introducing rapid social listening and infodemic insights for action: WHO and UNICEF launch manual on 6 steps to build an infodemic insights reportWHO is releasing an innovative new training program on OpenWHwww.who.int
5. 広告かどうかを見抜く
「PR」「広告」の明示があるか、本文中に商品リンクが不自然に多くないかを確認。
もし情報が怪しいと感じたら…
• 専門家に直接相談
かかりつけ医・薬剤師・保健師に質問しましょう。
• 公的機関のサイトを優先的に検索
例:厚生労働省、国立健康・栄養研究所、消費者庁など。
• シェアは一旦ストップ
不確かな情報を拡散しないことも大事な予防策です。
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城医院が心がけていること
当院がnoteやブログで情報発信する際は、
• ガイドラインや論文へのリンク🔗を必ず添付
• 産業医としての実地経験に基づいた解説を追加
• 広告掲載時は「PR」と明確に表記
透明性を担保しながら、皆さまの健康に役立つ“使える情報”だけを届けています。
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監修
城医院 院長 城聡一
医学博士、糖尿病専門医指導医、産業医、労働衛生コンサルタント
院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル相談含む)を行なっています。
