- 2025年11月7日
インフルエンザワクチンは“シートベルト”——打ったのにかかる理由と、それでも打つべき医学的根拠
こんにちは。豊中市で糖尿病診療に力を入れている城医院です。
院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル相談含む)を行なっています。城医院の公式サイトはこちらです。
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今日は、インフルエンザワクチンについてのお話です。
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「去年ワクチンを打ったのにインフルエンザにかかったから、もう打たない」
——診療現場でときどき耳にします。
しかしこれは、ワクチンの本来の目的を誤解しているケースです。
インフルエンザワクチンの最大の目的は、「感染そのものを100%防ぐ」ことではありません。
むしろ、感染してしまっても重症化を防ぐことが一番の役割です(1)。
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シートベルトと同じ考え方
シートベルトをしていても交通事故に遭うことはあります。
でも、しているかしていないかで、命が助かる確率やケガの重さが全く違います。
ワクチンもこれと同じで、「ゼロにする」ためではなく、「最悪の事態を防ぐ」ための予防策です。
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高齢者や持病のある方こそ重要
インフルエンザは、発症から数日で肺炎や心不全を悪化させ、命に関わることがあります(2)。
特に高齢者や糖尿病・心疾患・呼吸器疾患などのある方は、重症化のリスクが高くなります。
ワクチンは、そのリスクを減らす最後の砦です。
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去年は過去最高の流行
先シーズン(2024-2025年)は、過去最大規模の流行が起こり、多くの方が感染しました(3)。
高齢者を中心に死亡例も多数報告されており、「今年はどうなるか」は誰にも予測できません。
だからこそ、流行前にできる予防を準備しておくことが大切です。
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「自分や家族を守るための一歩」
それがインフルエンザワクチンです。
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引用元・参照元
(1)国立感染症研究所「インフルエンザワクチンの効果」
(2)厚生労働省「インフルエンザQ&A」
(3)国立感染症研究所「2024/25シーズン インフルエンザ発生動向」
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皆さんは、インフルエンザワクチンについてどんな考えをお持ちですか?
コメント欄でぜひ教えてください。
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監修
城医院 院長 城聡一
医学博士、糖尿病専門医指導医、産業医、労働衛生コンサルタント
院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル相談含む)を行なっています。
