• 2025年11月10日

腕だけじゃない!糖尿病専門医が教えるリブレ2装着場所の裏ワザ

こんにちは。豊中市で糖尿病診療に力を入れている城医院です。
院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル含む)を行なっています。
\まずはお気軽にご相談ください/

リブレ2の装着場所──「腕だけ」ではありません!


フリースタイルリブレ2(以下、リブレ2)は、メーカーが上腕外側への装着を推奨しています(1)。
しかし、装着部位が生活スタイルや身体的特徴に合わず、**「使いたいけれど目立つ」「細い腕だとうまく付かない」「無意識に剝がしてしまう」**などの悩みが生まれることもあります。
糖尿病専門医としての臨床経験から、安全性と測定精度を担保しつつ、工夫次第で他の部位でも十分に実用可能であることをお伝えします(※メーカーは推奨していないため自己責任でお願いします)。

実際の工夫例(箇条書き)
• 成人女性の場合
• お悩み: ノースリーブでセンサーが目立つ
• 解決策: 大腿の内側に装着
• ポイント: 太ももは衣服で隠れやすく、人目が気になりにくい
• 小児の場合
• お悩み: 腕が細くセンサーが安定しない
• 解決策: **臀部(腰に近い上臀部)**に装着
• ポイント: 皮下脂肪が確保しやすく、走り回っても外れにくい
• 認知症の男性の場合
• お悩み: 腕だと無意識に外してしまう
• 解決策: **肩甲骨の内側(背中)**に装着
• ポイント: 手が届きにくく、剥がしにくい位置


「腕だと続かなかった…」そんな方は、一度“装着場所の見直し”をしてみませんか?お気軽に城医院までお問い合わせください。

精度は大丈夫?

• 上腕 vs. 大腿
上腕とほぼ同等の精度で測定できるとの報告があります(2)。
• 胸部・背部
背中(肩甲骨周辺)や前胸部でも、臨床的に許容できる精度であることが示されていますが、激しい血糖変動時はややばらつきが大きくなる可能性があります(3)。

コツは「皮下脂肪が5 mm程度あり、日常動作で強く圧迫されない場所」を選ぶこと。
装着前後には必ず血糖自己測定(SMBG)でセンサー値を確認し、安全性を確かめましょう。

まとめ

• メーカー推奨は上腕外側だが、個々のライフスタイルに合わせた“発想の転換”が快適な血糖管理につながる。
• 大腿内側・臀部・肩甲骨周辺なども選択肢。
• 皮下脂肪量と圧迫リスクを見極め、最初は必ず自己血糖測定で補正確認。
• 不安があれば、糖尿病専門医や看護師に装着可否を相談することが安全。

「他の場所でも使えるの?」と悩んでいる方は、ぜひコメントでご質問ください。クリニックでもご相談を受け付けています。



皆さんはどこに装着してみたいですか?ぜひコメント欄で教えてください!

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参考・引用一覧
1. Abbott Diabetes Care. Applying the FreeStyle Libre Sensor (accessed 25 Jun 2025)  
2. Charleer S, et al. Accuracy and precision of flash glucose monitoring sensors inserted into the abdomen and upper thigh compared with the upper arm. Diabetes Obesity & Metabolism. 2018;20(6):1503-1507.  
3. Hall RM, et al. Where can you wear your Libre? Using the FreeStyle Libre CGM on alternative sites. Diabetes Obesity & Metabolism. 2022;24(4):675-683.  

城医院 院長 城聡一

監修

城医院 院長 城聡一
医学博士、糖尿病専門医指導医、産業医、労働衛生コンサルタント

院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル相談含む)を行なっています。

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