• 2025年8月4日

週1回注射×リブレ2で“血糖の見える化”――城医院が提案する2型糖尿病治療の『二本柱』

※本記事は一般情報の提供を目的としています。治療方針は必ず主治医とご相談ください。


こんにちは。豊中市で糖尿病診療に力を入れている城医院です。
院長は糖尿病専門医として25年の経験と、年間4,000名以上の治療実績があります。
また、産業医・労働衛生コンサルタントとして15年の経験があり、10社以上と契約し、延べ1,000件以上の産業医面談(メンタル相談含む)を行なっています。

今日は、院長がここ数年で“二本柱”として実践している 2型糖尿病治療戦略をご紹介します。
ポイントは
①週1回注射のGLP-1受容体作動薬(GLP-1製剤) と
②フリースタイルリブレ2を使ったリアルタイム血糖モニタリング の組み合わせ。
これにより 行動変容を後押しし、血糖コントロールの質が大幅に向上 する患者さんが増えています。一般の方向けに分かりやすく、かつ専門医の視点も交えて解説します。


1. まずは王道——食事療法と運動療法を整理
• 食事療法:栄養バランスを見直し、食後高血糖を防ぐ“分食”や低GI食品の活用を指導
• 運動療法:週150分以上の有酸素運動+レジスタンス運動を推奨
• 目的:体重管理、インスリン抵抗性の改善、基礎代謝アップ

従来からの「王道」ですが、これだけでは結果が出にくい/続きにくい 方が多いのも事実です。ここに次の二本柱を加えることで、劇的に変わるケースが増えています。



2. 柱① 週1回注射のGLP-1製剤とは?

オゼンピック® (セマグルチド)
トルリシティ®(デュラグルチド)
マンジャロ®(チルゼパチド) 
  (注)チルゼパチドはGLP-1/GIP デュアルアゴニスト

どう効く?
• 胃排出をゆっくりにして食欲を抑制
• 血糖値が高いときだけインスリン分泌を促し、低血糖リスクが低い(血糖依存的血糖降下作用)
• 体重減少→インスリン抵抗性も改善

週1回の自己注射 で済むため、毎日の内服や多回注射に比べて負担が少なく、“習慣化”しやすいのが大きなメリットです。

3. 柱② フリースタイルリブレ2による“見える化”

リアルタイムで「点」から「線」へ
• 腕に貼ったセンサーが 1分ごとに間質液中グルコースを測定
• スマホをかざすだけで即座にスキャン、24時間の血糖変動をグラフ化
• HbA1c が同じでも、ひとり一人の“揺らぎ”が見える

行動変容が起きる理由
1. 「このお菓子でここまで上がるんだ!」と即確認→次の食事行動を修正
2. 運動直後に血糖が下がるグラフ→達成感が可視化され継続しやすい
3. データ共有で、医師との診察が「一緒に振り返る伴走型」に



4. 二本柱を組み合わせると何が起こる?
1. 自分の血糖反応が見える→生活改善
2. 生活改善+GLP-1製剤→血糖改善、体重減少
3. 体重減少→インスリン抵抗性改善
4. 結果として 平均血糖(HbA1c)だけでなく“血糖の質”(変動幅・時間帯別パターン)が整う

実際、当院では 3〜6か月でHbA1cが8%台→6〜7%台へ改善 するだけでなく、「日内血糖変動が滑らかになった」「低血糖が減った」と感じる患者さんが多数おられます。

5. よくある質問(Q&A)

Q保険適用は?
A GLP-1製剤もリブレ2も条件を満たせば保険適用になりますが、自己負担割合や併用薬で変わります。個別にご相談ください。

Q 注射は痛くない?
A 針は極細でほとんど痛みを感じない方が多いです。院長が手技をサポートします。

Q 副作用は?
A  GLP-1製剤では主に吐き気や食欲低下。リブレ2では装着部のかゆみが稀。いずれも重症例はまれですが、異常を感じたら必ず受診してください。

Q 続けられる?
A 週1回の注射+“かざすだけ”測定により、従来の多回注射や指先穿刺に比べ継続率が高い印象です。

6. まとめ 〜“治療の見える化”で未来を変える〜

GLP-1製剤とフリースタイルリブレ2は、それぞれ単独でも強力な武器ですが、セットで使うことで相乗効果が得られます。
• 行動変容を引き出すデータの見える化
• 週1回で続けやすい薬物療法

この二本柱により、“良質な血糖コントロール”を目指しやすい時代になりました。気になる方は、お気軽に城医院へご相談ください。最適な治療プランを提案いたします。

※本記事は一般情報の提供を目的としています。治療方針は必ず主治医とご相談ください。

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