豊中市庄内の糖尿病内科【城医院】|糖尿病専門医による診療

院長城 聡一(日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医)
名誉院長城 雄幸(日本循環学会認定 循環器専門医)

駐車場完備06-6331-4830

糖尿病内科

糖尿病の治療目的で来院される患者さんへ

当院では日本糖尿病学会 糖尿病専門医である院長が糖尿病患者さんの治療にあたります。

【初診で糖尿病内科受診希望の方】

●他院にて糖尿病治療中の方:
主治医へ当院宛の紹介状(診療情報提供書)を依頼いただき、ご持参ください。
その他、他院で治療歴、お薬手帳など過去の状況がわかるものがあればすべてお持ちください。
●健康診断で異常を指摘された方:  検査結果をご持参ください。

▼初診受付
月曜日~水曜日:夕診
木曜日~土曜日・朝診 にお越しください。

糖尿病内科では、日本糖尿病学会の糖尿病専門医である院長が、糖尿病糖尿病を発症している患者様および健康診断などで糖尿病予備軍であると指摘された方を中心に診療いたします。

糖尿病について

糖尿病とは、膵臓から生成される体内ホルモンの一種であるインスリンの分泌量が何らかの原因で不足してしまったり、その量が充分であっても機能が低下することで、本来の役割を果たせなくなることで血糖値が常に高い数値になってしまう状態を言います。

インスリンの分泌不足もしくは作用不足となる原因(糖尿病の種類)は主に2つあり、ひとつは膵臓にあるインスリンを生成する膵島β細胞が破壊されることで、インスリンが全く出ない状態になる1型糖尿病で、もうひとつは不摂生な生活習慣(偏食・過食、運動不足など)が原因でインスリンの分泌が不足する、あるいは作用不足になる2型糖尿病です。 そのほか妊娠をきっかけに発見される妊娠糖尿病、薬剤や化学物質、あるいはウイルス感染が原因で発症する二次性糖尿病もありますが、これらはケースとしては稀です。なお、全糖尿病患者のおよそ95%が2型糖尿病患者で、5%ほどが1型糖尿病患者です。
そして高血糖な状態が長い間続くと、全身の血管や神経がダメージを受けるようになり、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害といった合併症を招いたり、動脈硬化を促進させることで心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患を引き起こすようになります。糖尿病を発症して注意しなければならないのは、これら合併症を防ぐことです。初期症状がほぼ見られないことから、なかなか早期に治療することは難しいですが、健診などで血糖値やHbA1cの値が高いと指摘された場合は、一度ご相談ください。なお糖尿病の診断基準は次の通りです。

  • 早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上(75gOGTTの2時間値であれば200mg/dL以上、随時血糖値あれば200mg/dL以上)
  • HbA1c値が6.5%以上

※早朝空腹時血糖値、HbA1c値の両方で上記の数値を満たすと糖尿病と診断されます。どちらかが当てはまる場合は「糖尿病型」と診断され、再検査で同様の結果の場合、糖尿病と診断

糖尿病の治療について

糖尿病は完治させるのが困難な病気なので、治療には長い時間を要することになりますが、大事なのは、血糖値をしっかりコントロールして、合併症を防ぐことにあります。その中でも基本ともいえる治療方法が生活習慣の改善で食事療法と運動療法です。

当院で食事療法を行う患者様には、最初のうちから糖質制限を行うとすぐに対応できなくなるおそれが考えられますので、無理のない食生活を提案しております。具体的には、炭水化物・タンパク質・脂質の割合を、5:2:2としております。この比率は、これまでの経験から患者様がストレスを感じることなく長続きできる値でもあります。無理をさせないこと、またどのような食事を行うことで血糖のコントロールがしやすくなるかといったことも理解していただくことが長く続けられる秘訣だと考えています。

また、運動療法についても無理のないプログラム(散歩やウォーキング程度の有酸素運動など)で長く続けられるメニューを提案しておりますので、ぜひご相談ください。運動療法には、肥満の解消のほかにも、食後に運動を行うことで食後高血糖を抑える、運動を持続していくことでインスリン抵抗性を改善させるという効果も認められています。

なお、食事療法や運動療法のみでは大きな改善がみられない場合ですが、1型の場合は、多くの場合インスリン療法(注射)になります。インスリン療法とは、注射により体外からインスリンを適切に補充する治療(1日4回の注射が必要)です。インスリンを補充することで血糖値のコントロールが容易となりますが、食事療法と運動療法は並行して行います。

2型の場合は、食事療法と運動療法に追加する形で薬物療法が行われます。主に経口血糖降下薬の服用により、血糖のコントロールを得られるようにします。なお、経口血糖降下薬には、インスリンの分泌量を増やす薬、インスリン作用を改善する薬、糖の吸収と排泄を調整する薬などがあり、患者様の症状などから医師が処方する薬を判断しますが、場合によっては他の薬と組み合わせることもあります。また、薬物療法でも効果がみおられない場合は、インスリン療法が行われます。

FreeStyleリブレ

FreeStyleリブレ

連続血糖測定システム『FreeStyleリブレ』で血糖コントロールをサポート

このほか当院では、血糖のコントロールがしやすくなる方法として、血糖値を簡単かつ、常に連続的に計測できる
『FreeStyleリブレ』を取り扱っております。
こちらを利用すれば計測する際に指先を穿刺して採血することはなく、計測に必要なセンサー(直径35mm、厚さ5mm)を上腕に貼付するだけで、1分毎に測定し、15分毎に血糖値を自動的に記録していきます。なお、センサーについては2週間ほど装着し続けられます。その間は、常に計測している状態になっているというわけです。
そのため血糖の上げ下げについて敏感になり、この食べ物でこれだけ血糖が上昇した、運動したことで血糖値が下がったといったことがモニタを通して、すぐに可視化されますので、治療の際のひとつのモチベーションにもなり、自己管理がしやすくなります。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

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